Registered 2022.08.03 Update 2023.05.21 技術習得:業務系アプリQ&A,独自開発
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InDesignでは原稿用紙のような枠を設定できます。これをフレームグリッドと言います。
アイコン「T」を選んで枠を作った後、右クリックメニューで「フレームグリッド」を選択すると使えるようになります。
フレームグリッドの初期設定は以下のとおりです。
初期設定を行ったフレームグリッドにテキストを流し込むと、設定したフォント、文字数、行間などに合わせて表示します。
当然ですが、流し込んだテキストの一部だけフォントなどの変更も可能です。
見た目が簡単に揃うので、書籍などの長文で使います。特に日本語の組版で大活躍します。
使ったことのない人は経験してはいかがでしょうか。
フレームグリッドに対し、「テキストフレーム」があります。
IllustratorやWordのテキストボックスと変わらない操作ができるので、わかりやすいです。
これも枠のサイズや行間などを細かく設定できます。
フォント、段落設定次第でフレームグリッドに合わせたような見た目にもできるので、自由度が高いのが特徴でしょうか。
長文の他、図表のキャプション(タイトル)や注釈などにも使います。
別途Illustratorで作成しなくても良い程度のものなら、InDesign内で完結できるものありがたいですね。
大きな違いは「コピペ結果の違い」かと思います。
テキストフレームはコピー元の書式を引き継ぎますが、フレームグリッドはコピペ先のグリッドの書式に変更されます。
「テキストフレーム」しか使ったことなく、「フレームグリッド」を知らずに使うと違和感を覚える人もいます。
フレームグリッドに書式ごとコピペしたいときは、貼り付け時に[編集]→[グリッドフォーマットを使用せずにペースト]と選択すると、書式ごとコピペできます。
アプリは独学で使うことが多いため、使い方は人によって変わります。
最初に覚えた必要最低限の機能を駆使する人、便利な方法を模索する人、習い行く人、作るものに対応した機能を使いこなす人など、それぞれです。
作業時間を短縮するためにも、無駄な作業に時間を割かないためにも、自分的に新しいことを少しずつ吸収していくことをお勧めします。
尚、年齢性別問わず同じことしかしないと認知能力が低下するので、常に新しいことを覚えていく環境を作りましょう。
面倒なら、覚えて完全に忘れるを繰り返せばOK。