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Registered 2022.04.10

目次

バーコードの種類とチェックデジット

ネット上やフリーアプリでバーコード生成できますが、Excelでも可能です。

Excelでは以下のバーコードが生成できます。

Excelがあれば無料でできます。アプリを探し回る必要はありません。

以下ではExcelでJANコード8桁で説明していきますが、基本的な操作は同じです。バーコードの選択とその設定のみ異なります。

ExcelでJANコードのチェックデジットを計算する

JANコードの8桁目又は13桁目の数値は「チェックデジット」と呼ばれる番号です。

本来の数値は前7桁又は12桁で、最後の1桁はバーコードの読み取りが正しくい行われたかをチェックするためのものとなっています。

この「チェックデジット」は算出する必要があります。

尚、QRコードはテキストがあれば良いので、チェックデジットは不要です。この章を飛ばして「バーコードを生成する」から読み進めてください。

チェックデジットの計算方法

チェックデジットの計算手法

  1. JANコード8桁を生成するなら「前の7桁」を、13桁を生成するなら「前の12桁」を取り出してください。
  2. コードに、右端から番号を振ってください。
  3. 奇数番目の値を合計し、3を掛けてください。
  4. 偶数番目の値を合計し、1を掛けてください
  5. 「3」及び「4」で算出した値を足し算し、その下1桁の値を抽出してください。(0の時、チェックデジットは0です)
  6. 10から「5」で求めた値を引いてください。その値がチェックデジットです。

チェックデジットをExcelで計算する

チェックデジットをExcelで計算する方法

  1. 7桁のコードを方眼Excelに値を1つずつ入れてください。
  2. チェックデジットを計算するセルを選択し、計算式を入れてください。
  3. 計算値がチェックデジットです。

計算式は「=10-RIGHT(SUM(B2,D2,F2,H2)*3+SUM(C2,E2,G2)*1,1)」です。

解体すると以下のとおりです。

チェックデジットをExcelで一括計算する

上記では方眼Excelに値を1つずつ入れました。

しかし、実際の現場では「7桁を1セルに入れた情報」を入手することが多いです。

数式で分割することもできますが、大概の人は手入力でバラバラにして、誤入力します。

そこで、「7桁を1セルに入れた情報」から一括でチェックデジットを計算したのが下図です。

チェックデジットをExcelで計算する方法

解体すると以下のとおりです。

MID関数は「対象セルの値の内、左から●文字目~●文字目を抽出する」ことができる関数で、1文字抽出をしています。

Excelでバーコードを生成する

上記までで必要な情報を入手できていることが前提です。

QRコードはテキストがあれば良いので、チェックデジットは不要です。このまま読み進めてください。

1.Microsoft BarCode Controlを呼び出します

Excelを起動し、リボン[開発]→[コントロール]→[挿入]を選択して表示されるメニューの右下[コントロールの選択]を選択してください。

コンソール選択画面から[Microsoft BarCode Control]を選択して、[OK]ボタンを選択してください。

尚、バージョン番号(見本画像では16.0)は、使用中のExcelによって異なります。

BarCodeコントロールを選択

2.画面に見本のバーコードを表示させます。

カーソルが十字「+」になるので、画面内の適当なところを選択してください。「Sample」バーコードが表示されます。

この時、[開発]タブのデザインモードがONの状態に切り替わっています。

見本のバーコードを表示

3.バーコードの種類を選択してください。

バーコードを右クリックし、表示するメニューから[Microsoft BarCode Contral]のプロパティを選択してください。

スタイル「JAN8」、サブスタイル「標準」に設定し、OKボタンを選択してください。

このスタイルでQRコードなどを選択できます。

バーコードの種類を選択

4.表示されたサンプルバーコードの右クリックメニュー[プロパティ]を選択してください。

項目「Value」に8桁のバーコード値を入れてください。QRコードはURLなどのテキストを入力してください。その他のバーコードも同様です。

バーコードの番号を入力

5.バーコードを任意の位置に移動し、サイズ調整してください。

バーコードのサイズ変更や移動が終わったら、デザインモードをクリックし、OFFに切り替えてください。

バーコードの移動及び編集不可状態で固定されます。

編集する場合は、再度デザインモードをONに切り替えてください。

設定完了

Excelだけでバーコード生成のまとめ

Excelで作成したバーコード画像の大きさは変更可能ですが、バーコードの長さを揃える加工や下部数字サイズの加工はできません。

これらを行いたいときは、ネット上のフリーツール、フリーアプリなどを使うことをお勧めします。

Adobe IllustratorなどのEPSファイルを扱えるアプリをお持ちなら、EPSファイルでダウンロードできるサービスを使うと便利です。

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