Registered 2022.01.10 Update 2023.05.21 自己防衛:必須なIT知識とQ&A
Registered 2022.01.10 Update 2023.05.21 自己防衛:必須なIT知識とQ&A
企業の独自システム・使用者を限定・目的を限定して作られたSNSがあります。他にも「グループウェア」と呼ばれ、社内SNSを含んだ多機能なシステムも存在します。
YouTubeやInstagramのようなインターネット上に展開し、だれでも利用できるSNSとは別物です。
社内のネットワーク上のみならず、インターネットを介してアクセスすることも可能なものもあり、情報漏洩対策などで設置されることもあります。
企業内で使う様式や各種ファイルもここに入れることがあり、出先からのアクセスも想定されています。
このよう企業独自のシステムなので、当然、使用ルールは企業ごとに異なります。
基本的にネット上のSNSのルールに遵守し、かつ、企業内におけるルールも守らなくてはなりません。
で、このルールを蔑ろにすると自身の査定に響きます。下手をすると降格、減給などもあり得ます。
尚、社内SNSを導入する企業では、その他の監視システムも当然のことながら付けています。というか、導入時にシステム屋から検討を促されるので、必然的に役職者が知ることとなり、導入に至るって感じですね。
ネット上のSNSはTwitter、YouTube、Instagramなど誰でも利用可能で、利用者どうしでメッセージ交流などができるコミュニケーションツールのことです。
気軽に見知らぬ人とでもコミュニケーションが取れ、フリーランスの営業目的や一般人の副業などでも利用されています。
Instagramはアフィリエイトなどの広告業が盛んですね。
ネット上のSNSは誰でも利用できるため、サービスごとに利用規約が存在します。そのほかに、コミュニティーの性質など複雑な要素もあります。
また、企業は顧客確保や販売促進のために利用しますが、勤務している人に対しては情報漏洩防止で会社内で起こったことの一切を公開してはならないというルールもあったりします。
一時期、企業勤めの人が内部告発先にTwitterを選ぶこともあったようですが、内部告発の件と情報漏洩は別件として扱われます。そのため、内部告発で企業内がクリーンになっても、情報漏洩の罪は消えず清算しなければなりません。
話題になっても後始末が大変です。言いたきゃ労基などの第三者機関を通せってことですね。
企業独自のSNSは誰もが使いやすいシステムであること、共有する範囲をアクセス権限で指定したい、ユーザー(使用者)が変なことをしていないか監視したい、情報漏洩が起こった場合にすぐに原因を突き止めたいなど様々な考えで導入しています。
また、社内ネットワークではメッセージ受送信やファイルの移動、アクセス履歴、インターネットで何を見ているか、メールの送信履歴や内容など、なんでも筒抜けになっていることが多いので、社内端末で遊ばないように。
あと、個人スマホで社内Wi-Fiを利用するとログを取られることもあるので要注意です。
ネット上のサービスには、サービス提供者が定めたルールがあります。無法地帯のように見えても、何らかのルールが存在し、サービスを存続させています。
利用者は自身と似たような考えを持つ人持たない人、共感できる人できない人など様々です。自身の完全な複製とやりとりしているわけはないので、同じ人はいません。
対人間相手のようで非人間的な部分もあります。
利用する側ならそれを忘れず利用しましょう。