なぜWebは長文のページが多く結論にたどり着くまで時間がかかるのか-biboma

Registered 2022.11.15 Update 2023.05.21 自己防衛:必須なIT知識とQ&A

結論が簡潔に書かれてない原因はSEO対策

簡潔に言えばWeb検索で上位に表示されやすくするSEO対策が原因です。

検索エンジンなどによりSEO対策の内容は変わりますが、「内容が有用なコンテンツが検索の上位に表示される仕組み」なのは間違いありません。

長文が多いのは「検索エンジンが認識する内容が有用なコンテンツ」にするためです。

文章量が多ければ内容はどうでも良し、特定の文言が○個以上あれば質が高いと認識された時期がありました。
そのため数行で済む説明を10行以上で行い、同じ文言を繰り返す冗長表現がまかりとおっていました。

しかし、検索エンジンの質が落ちると利用者が居なくなる。

というわけで、システム変更で「人間的に意味のある濃い内容」なのかをチェックするように変わりました。
それに伴い1ページ内の説明項目を増やし、文章量を増やす表現に移行しています。

SEO対策の中にユーザーが滞在した時間が長いコンテンツが有用と認識するものがあります。

このあたりがSEO対策でよく使われています。

本音を言えば馬鹿みたいな長文を全部読まないと欲しい情報にたどり着けないとか、ゴミです。

「全部読まないと正しく理解できない」と義務教育で習った気もしますが、万人が短時間で長文を読んで理解できるスキルを持っているわけではありません。

掛けられる時間は限られ、長文を時間を掛けて読んでる暇もなし。

そのため、以下のような長文を読みやすくする構造が推奨されています。

項目や強調表示でぱっと見るだけで必要な情報だけ拾えるようにするのも工夫の一つです。

作成側としては必要です。
Google等の検索エンジンから人が来れば、Websiteの知名度が上がります。知名度が上がれば商品などが売れ、増収や次の仕事に繋がります。
また、人が多く訪れることでアフィリエイトなどの広告収入も得やすくもなります。

閲覧者側は有用な情報を短時間で得られる、可能性があります。