Registered 2022.01.10 Update 2023.05.16  余暇活動:趣味でIT,雑記

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線画が描けない

絵心は無いが透明水彩で絵を描きたい。

しかしながら私の絵心は遺伝子に含まれいないようで、以下の感じです。

何もないところから描くことはできないので、自分で撮影した写真横において描いて見たものの、バランスがめちゃくちゃで歪みがひどい。まっすぐな線が描けないのが一番の問題点です。

写真の上にトレーシングペーパーおいて線画をおこして水彩紙に転写する手法なら問題なくできますが、この工程が非常に面倒くさいです。

そんな感じで下絵になる「線画」の時点で積んでいたわけですが、デジタルの力を借りればいいじゃないかと思いつき、実行。

デジタルの活用

以下の方法はイラスト描き初心者が使う手法のようですが、調べるといろいろ出てきます。

私はAdobe PhotoshopやIllustratorがあるのでそれを使います。

写真の場合はPhotoshopを使います。Photoshop上で画像を白黒に置き換え濃度調整後、[フィルター→表現手法→輪郭のトレース]を使います。キレイにいかないときは、[フィルター→表現手法→輪郭検出]や[フィルターその他→ハイパス]を行った後に2階調化するなど使い分けですね。

簡単なイラストの場合はIllustratorのライブトレース機能を使いますが、これはPhotoshopのように細かく抽出できないので、本当に簡単なイラストしか使えない手法です。

仕事で「筆文字のIllustrator化」をIllustratorのライブトレースで行ったとき、「かすれ表現」は思ったイメージで抽出できず、手書きした部分もあり、なかなか難しいなと感じました。

水彩紙への転写は手作業

デジタルで線画ができたらプリンターでコピー用紙に印刷し、その上にトレーシングペーパーをのせて4Hのシャープペンで転写します。

転写後、トレーシングペーパーを裏返し、2Bの鉛筆で線をなぞります。

終わったらトレーシングペーパーを表面に戻し、水彩紙にのせてマスキングテープで固定します。

ペン先が細く、滲んだり裏抜けしない色付きのペンで線をなぞり水彩紙に転写します。

本当はこの作業も機械化したいのですが、透明水彩用の紙が分厚く、且つ透明水彩で流れださないもので線画を描くという条件があるので、顔料インクの使える高価なプリンターを購入するより手書きになりますね。

もしプリンターをお探しなら「使っている水彩紙を手差しできる」、「顔料インクを使用」は絶対条件です。

使う画像の注意事項

この方法は「自分で撮影した写真」や「自身の落書き」など自分の著作物に対して行うものです。

他人が撮影・制作を行ったものに対して方法を行う時は、著作権侵害になる前に必ず利用規約を確認しましょう。

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