Registered 2022.08.26 Update 2023.05.16 余暇活動:趣味でIT,雑記
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Photoshipで線画抽出の方法のうち、一般的に使われる5パターンがあります。
以下ではカラー写真のまま線画抽出して白黒化や2階調化で線画化する手法を挙げますが、グレースケールに置換してから行なってきれいに見える場合もあります。
「写真によって方法を変える」と覚えておくと、のちの作業が楽になります。
よく使われる手法が「輪郭抽出」機能です。
白黒化や2階調化の操作画面で見え方を確認しながら抽出結果を変更できます。これで納得いかない時は以下4つをお試しください。
なお、輪郭トレースしたい画像のレイヤを複数用意し、各々を数値違いで線画抽出した後、「レイヤの乗算」で合成するとより分かりやすい線画になります。
「エッジの光彩」では、エッジの幅、明るさ、滑らかさを操作して見やすくしてください。
フィルターギャラリーには[エッジの光彩]の他に多くのフィルターがあります。
スケッチ内にある[コピー]では、ディテール値を小さく・暗さ値を大きくすると線画抽出が可能です。
抽出される情報が多いため、ごちゃつきやすいです。
ハイパスの数値を上げて2階調化すると暗部を抽出できるため、その他の抽出レイヤと合成すると見やすくなります。
Photoshopで行う線画抽出はラスタデータです。線画と表現していますが、ドットの塊です。
一筆書きの線で抽出したい場合はベクタデータでの抽出となり、Illustratorのライブトレースを使います。しかし、この機能で抽出できるものは単純なものが多いため、透明水彩画の下絵にはなりません。
どうしても綺麗な線画が欲しい時は、自力で描くしかないでしょう。