biboma»技術習得

Registered 2022.01.10 Update 2022.03.04

目次

CADとは何か

Computer Aided Designの略がCAD(キャド)です。

コンピュータで設計を支援するという意味のようです。

昔は手書きで製図などを行っていましたが、作業スピードは遅く、書き直しが面倒だったりします。

デジタル化することで作業スピードの向上、履歴の管理や書き直しの簡易化、自社のプロッター(大きなプリンター)ですぐに複製がたくさんできる、データ共有など大変便利なため普及しました。

学生時代に設計図を手書きし、社会に出てCADが無いから手書きしたこともありますが、初めてCADを使った時はその利便性に衝撃を受けました。

尚、イラストも書こうと思えば描けます。しかし、イラストより設計図用のアプリなので通常はイラスト描きに使いません。むしろCADでイラスト描きをするとか意味不明です。イラストは「Illustrator」などの専用アプリをお使いください。

CADの基本はWindowsのペイントと同じ

パソコン上のアプリを開発するうえでルールがあります。

見た目や操作性を他のアプリに合わせ、ユーザーが迷わないようにするという考えです。

CADを起動するとわかりますが、画面上部にメニュー各種、お絵かき関係のツールは左にまとまって配置されてるって感じです。

完全にWindowsのペイントと変わりません。違いは超絶高機能なお絵かき能力があることでしょうか。

レイヤ分け機能、線などに座標を持つので縮尺図などが簡単に描けるなど、自分的には革命的なお絵かき能力と感じました。

CADによっては偽3Dや本物3Dがあります。立体的な図を描くこともできるため、一般人でもDIYなどの趣味の分野で使っています。

CADはやればできる

当時、お絵かきアプリはWindowsのペイントしか知りませんでしたが、業務命令で「パソコンできるなら図面描いて」って無茶ぶりに対応したわけです。やればなんとかなるもんです。

最初のCADは「JW-CAD MSDOS版」です。今ほど容易に情報を入手できない時代ではありましたが、本屋に該当冊子があったのでインストールからプロッターの設定、ファイル作成までを一人で行い、とりあえず先方から入手した図面ファイルを書き換えたり、紙に出力していました。

そのほかに自社で一から作成する図面も教えてもらって描きました。構造計算とかはできないので、あくまでも描くだけです。間に合わないときはドラフターに向かって紙に直接手書きしたこともありますが、CADの便利さを痛感しました。

のちにWindows版のJW-CAD、AutoCADLT2000と乗り換え、同じようにすべて自分一人で設定し、社内で使えるようにして、ようやく技術者が自分で図面書きをするようになりました。

ついでにそれまでの設定や使い方の手順書(スクショ貼り付けで文字は少なめ)を整備し。自分以外でも日本語が読めればできるようにし、退職したときはできる人がいない(やりたがる人がいない)のでSOHOしないかとか誘われた時は、辞めて良かったと心底思いましたね。

CADは独学で問題なし

アプリの操作程度なら独学で十分です。

アプリの本を買ってきて、掲載されているサンプルを自分で作れば、明日には業務で使っていることでしょう。

難しいと考える人は、デジタル機器を使った作業に苦手意識を持ちすぎていることが多く、実際に作業すると「もっと早くできるようになっていたかった」と言います。

手書きできるだけの知識があるなら、CADはただの道具です。

私のような素人でもどうにかなるものです。要は「やる」のみ。

構造計算や製図方法などの専門的な知識が必要なものは、さすがに誰かに教えてもらうほうがいいでしょう。

不要なデータは削除してください

CADデータ内に一時的なメモを残しておくこともあるでしょう。しかし、このデータ、トラブルを起こす可能性があることを知っていますか。

常に自分しか使わないデータならどうでもいいですが、他人と共有したり、異なる環境で扱うことが想定される場合は削除をお勧めします。

というのも、データが開かない、文字化けやデータの一部が欠けるなど謎現象を引き起こすことがあるからです。

CADデータを扱っているときに動作不具合が起こると、ファイルを閉じてアプリを起動し直しますが、これで問題が解消しないときに不要データを削除すると概ね正常に戻ります。

データ容量の問題も考えられますが、通常の図面とは異なる定義で書かれたメモがあると頻発するようで、おそらくデータ上の問題かと思います。

もしメモを残しておきたいときは、別途メモ用ファイルを作成することをお勧めします。

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