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Registered 2022.01.10 Update 2022.03.07

目次

Excelを馬鹿にするAccess信者

表計算が主力のExcel、データベースのAccess。似た部分もありますが、異なるアプリです。

中小零細企業ではAccessを導入・活用していない事があります。

Accessを入れるくらいなら別の内製・外製品を使う方がよい場合、Accessやランタイム(開発はできないがファイルを動かすことはできる)の動作に不安がある、そもそも使える人がないなど、理由は様々です。

また、使用者側はExcelになじみがあり、VBAを使えばアプリ開発も可能な事もあり、一般企業内ではExcel使いが多い印象です。

構造計算などはExcelの方が良いし、文献検索システムなどのデータベースはAccessが良いと思います。

しかし私の出会ったAccess信者は異様でした。「AccessでExcelのすべてが代用できるから何でもAccess化する」とか言い出し、技術部門の計算書までAccess化すると乗り込んでいきました。当然、上司と意見が合わず私にまで突っかかってきていました。

どちらも使う身としては「連携」をお勧めしたい。

VBAやSQLを使ってこそAccess

データベース処理ならAccessが強いですね。

Accessのクエリは絞り込み検索などで便利ですが、SQLを記述すればもっと便利です。

入力制御するならフォームが便利だし、VBAの制御は必要不可欠といっていいほど使います。

複数人で共有もできるし、Excelよりも使用者への制限に種類や幅があります。これが重要で、あえてAccess化することもあります。

レポートはどうでもいいかな、って感じです。Excelで作ったひな型に流し込む方が修正が楽です。罫線問題とか対応したくないし。

表計算なら使用ユーザーの多いExcelに軍配が上がります。

直感的な操作、関数を使った演算、2軸を使ったグラフやオブジェクト連動などが比較的簡単にでき、変更にも素早い対応が可能です。絞り込み検索もある程度なら直感操作でできますしね。

Accessは高い

Accessが使えるOfficeのライセンス又は買い切り版は、価格が高めの設定です。

そのため、使用頻度の少ないところでは買いません。

ただ、会社に1ライセンスあれば開発できます。使用者はAccessランタイムで動かせば普通に使えます。

問題はAccessランタイムで使えない技術があるので、開発側が知らないと不具合を起こすことでしょうね。

Excelと連携すればいい

Excelにちょっとした機能を入れるならExcelだけで完結できますが、データベースを使うならAccess連携がおすすめです。

作成にあたり、目的を明確にしたあとで、Excelだけで作るのか、Accessだけで作るのか、データベースはAccessで操作画面はExcelに置き換えるのかなどを検討してください。手段のために目的を妥協しては意味がありません。

会社の仕事では趣味と違い「決まった要件」や「納期」などの決まりことがあります。限られた時間の中で目的を達成するため、手段に固執せず、柔軟な姿勢で対応したいところですね。

ExcelとAccessの連携で押さえておきたい事

業務アプリをいくつか作って思うことは、「使う人は説明を読まない・操作を覚えない」ということです。

IT介護から逃れるため、作成時から意識しましょう。

他にも対策はいろいろありますが、極端に言えば「現在の言葉がわかる設定の原始人に使わせるならこんな感じかな?」と想像しながら作るといいかもしれません。苦手な人は眺めてわかった気になるだけですから。

尚、上記は「壊したらどうしよう」、「できるだけ触りたくない」、「面倒だからやりたくない」、「新しいことはやりたくない・覚えたくない」対策にはなりませんのでご了承ください。

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