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Registered 2022.08.26

目次

Adobe Acrobatのアクションとは何か

Acrobatを使っていると同じ操作を何度もしているな、と思う時があります。同じAdobe社のPhotoshopには、Officeマクロに酷似した機能があります。

Acrobatではやや異なりますが、新規アクションを作り、その中にコマンドをドラッグ&ドロップで放り込み、各種の詳細設定を追加できる機能があります。これがアクション機能です。

必要なコマンドを探したり、各種詳細設定を探す必要はあります。しかし、覚えておくと作業の時短になります。

Adobe Acrobatのアクションでアウトライン化を設定する

操作1.分割・統合プレビューでプリセット名を設定する

  1. 分割・統合プレビューでアウトライン化の設定をします。
    1. ラスタライズとベクトルのバランス:100
    2. ラインアートとテキストの解像度:1200ppi(任意)
    3. グラデーションとメッシュの解像度:300ppi(任意)
    4. すべてのテキストをアウトラインに変換:チェックを入れる
    5. すべての線をアウトラインに変換:チェックを入れる
    6. 分割・統合で生成される画像の圧縮設定:圧縮しすぎないこと
  2. プリセット名「アウトライン化(任意の名前)」を設定します。

操作2.アクションウィザードを起動しアクションを追加する

  1. アクションウィザードを起動します。
  2. 新規アクション「ページ→透かし追加」を追加します。
  3. 新規アクション「保存と書き出し→保存」を追加します。

操作3.アクションの詳細設定をする

  1. 「透かし追加→設定」を指定する。
    1. ソース→テキストに全角スペースを入れる
    2. 表示方法→不透明度50%
    3. 表示方法→ページに合わせた相対倍率50%(場所は任意)
    4. 表示方法→表示方法のオプション:[画面で表示]にだけチェックを入れる。
  2. 新規アクションを作成画面上の「ユーザーに確認」のチェックを外します。

操作4.「保存→設定」を指定する。

  1. 「出力オプション→PDFの最適化→透明→プリセット」を表示します。
  2. 最初に作成したアウトライン設定を指定します。

アクションに名前を付けて保存する。

最後に一連のアクションの集合に名前を付けて保存してください。後から変更可能です。

Adobe Acrobatのアクションを実行する

アウトライン化したいPDFを開き、アクションを実行するとアウトラン化できます。

人の手で行うより早く操作が動きますが、処理数が多くなるとパソコンの操作を受け付けなくなり、アクション完了まで待つことになります。

アクションの動作注意

マクロのように簡単に設定を登録できないため、パソコンが苦手な人には難易度が高くなります。

自動化したいコマンドの捜索、各種設定で初めて探していた機能を発見するなど、初見でも探しにくいです。

また、「保存」コマンドで行なった透明プリセット設定を無視した挙句に初期設定に戻すので、動作に不安が残ります。

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