Registered 2022.08.26 Update 2023.05.21  技術習得:業務系アプリQ&A,独自開発

目次

非推奨の方法(PDFのグレースケール化)

  1. グレースケールにしたいファイルをPDF化します。
  2. Acobe Acrobatで開きます。
  3. [ツール]→[印刷工程]→[プリフライト]→[デジタルプリンティング(白黒)]で編集ボタンをクリックします。
  4. グレースケールになります。

この方法の注意点として、黒(K)100%部分が99%になることがあるので、確実な方法ではありません。

InDesignで一括変換(Illustrator、PDFのグレースケール化)

印刷用のデータを作る時は、以下の方法でグレースケール化します。

InDesign上にIllustratorを配置して状態確認

InDesign上にIllustratorを配置し、[表示]→[校正設定]→[カスタマイズ]→[デバイス「Dot Gain 15%]を選択すると、見た目だけグレースケールになります。

状態を確認しておかしな部分があったら、元のデータを修正してください。
表やグラフなどの色分け部の網の数値が近似の場合、一目で見分けがつかないので必ず修正してください。また、「赤文字部分」などの文言も修正対象です。

ファイルをPDFに書き出す

InDesign上で問題がなかったら、[ファイル]→[書き出し]→[PDFで保存先指定]→[書き出し設定をする]で以下の設定を行ってから[書き出し]してください。

Illusttatorでファイルごとに変換(Illustratorのグレースケール化)

  1. Illustratorを起動してグレースケール化したいイラストを選択します。
  2. [編集]→[カラーを編集]→[CMYK変換]を選択
  3. [編集]→[カラーを編集]→[グレースケール変換]を選択
  4. グレースケールになります。

網のパーセンテージは自動なので、最後に手動で調整してください。

Adobe製品を使わずにグレースケール化

WordやExcelなどのOffice製品には、印刷時に白黒で出力する設定があります。これでグレースケールのPDFが書き出せます。

問題は、一部の画像やイラストがカラーのままになること。

DocuWord化からPDFで白黒設定など、いろいろ変換したこともありますが、完全にグレースケール化できないと思ったほうがいいでしょう。

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