Registered 2022.09.09 Update 2023.05.21 技術習得:業務系アプリQ&A,独自開発
Registered 2022.09.09 Update 2023.05.21 技術習得:業務系アプリQ&A,独自開発
通常のAccessは一人1ライセンスで、購入費が高額です。
Excelのように皆がよく使うアプリでもないため、小さな会社や団体ではAccessの入っていないOfficeのセットを購入することもあります。
しかし、Excel関数+ピボットテーブル+VBAを駆使して作ったアプリをAccessで作り直すと、比較的簡単にできるケースがよくあります。
私事ですが、業務アプリでデータベースはAccess、操作はExcelと使い分けることもあり、Accessは必須です。
ですが、利用者全員分のAccessライセンスがありません。
そこでAccessがインストールされていないパソコンで、Accessを含む業務アプリを動かすために必須なのがAccessランタイム版です。
Accessラインタイム版でアプリ開発は不可能ですが、Accesssの一部の機能を動かせます。そして無料でダウンロードおよび使用可能です。
Access2016以降で開発されたものを動かすには「Access365のランタイム」が必要です。
「Access Runtime をダウンロードMicrosoft 365インストールする」からダウンロードが可能です。
インストール方法はダウンロードページを参照ください。
技術的には可能です。
通常版で開発し、ランタイム版で操作確認をしたい時はどちらもいれても良いのですが、動作不良が起きることがあるので推奨はしません。
難しいと思いますがランタイム版のみをインストールできるパソコンがあると幸いです。
また、インストール順番に関係なくランタイム版が先に起動します。
通常版のAccessをランタイムモードで動かす方法もあるのでお試しください。
Windowsのスタートメニューから通常版Accessのショートカットをデスクトップ上に置き、プロパティ中のファイルパスの最後に「/runtime」を追加します。
この加工したショートカットからランタイムモードが起動できます。
もう一つの手法で、作成したAccessファイルの拡張子を「.accdb→.accdr」に変更してファイルを開くとランタイムモードが適用されます。
Accessランタイム版では開発ができません。テーブルもクエリもフォームもレポートも何もかも、そのまま扱うことができません。
データの閲覧や登録・編集・削除、印刷などの操作は通常版のAccessで操作フォームを作り、それを利用してください。
要するにAccessで作ったアプリを動かすもの、と思ってよいです。