biboma»自己防衛

Registered 2022.01.10

目次

著作権とは

著作権に関する国際条約で主なものは、ベルヌ条約と万国著作権条約です。日本は両方に加盟しています。

万国著作権条約
著作権の獲得に手続きを必要とする「方式主義」を採用しています。
つまり、万国著作権条約にのみ加盟の国では「これの著作権者は私だ」と主張しない時は、著作権フリー状態になる為、勝手に使われても文句は言えないそうです。
ベルヌ条約(文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約)
著作権の獲得に手続きを必要としない「無方式主義」を採用しています。
つまり、作成した時点で作成者に著作権が発生すということです。

ということは、日本ではネット上にコメントを残した場合、それにも著作権が発生することになります。その昔、ネット掲示板(BBS)に書かれた料理法ネタをBBS住人の断りも無く勝手に本にしてしまい著作権法違反で出版できなくなったという事件がありましたね。

現在だとSNSやサイトで「転記」先を示さないため訴訟問題に発展するケースも珍しくありません。

個人が簡単に情報発信できるSNSはありがたいですが、発言には責任が発生することも忘れてはいけませんね。

著作権の©マーク

著作物であることを示すためのマークに、©があります。

©マークの正しい表記法
「©マーク」、「著作権者名」、「最初の発行年度」を記述します。修正があった場合は修正年度も表記するそうです。私は管理の都合でページの最初に日付を書いています。
また、原著作者と二次著作者がいる場合、原著作者の方が先に来ます。
©と(C)の違い
©を表示できない端末があるため、(C)で表現してもいいようです。

日本で©マークをつける理由

理由1「対策」

ベルヌ条約に加盟していない国で無断利用された場合、©マークの表示をしていなければ、権利侵害行為にならないため、「訴えてやる!」はできません。

万国著作権条約には「マルC、著作権者、最初の発行年」を書いて発行すれば、方式主義の国が定めている著作権保護の条件を満たしたものとみなすとなっています。WebSiteの情報は世界中に配信するわけですから、日本で公開していても©マークを書いていると言うわけです。

理由2「慣行」

現在は、世界のほとんどの国が無方式主義をとっているので著作権表記は慣行として使っているみたいです。一応著作権者をあらわすという意味で「© biboma.」のように、©マークと著作権者名で表記することもあるそうです。

All Rights Reserved.

All Rights Reserved.は、「ここにあるすべてのもの」と主張する表現です。

例えば、規定で「著作権は放棄しません」となっている素材屋さんから画像を借りた場合、このAll~を記述してはいけないってことです。画像に©素材屋名.があれば別なんでしょうけど。

画像を含めて全て自作の場合や画像に著作権を明記している場合は、以下のように書いてもいいかも知れません。

引用以外の権利を保有しています。
Rights other than quotation are held.

引用及び一部の画像を除き、権利を保有しています。
The right is held except for quotation and some pictures.

引用に関してはblockquoteqciteで記述していれば著作権表記を気にしなくていいんじゃないか、と思うんですけどね。本WebSiteでは、引用タグと属性とCSSで目立たせています。

ニックネーム

© ニックネーム 年度.と書くことが多いですが、このニックネームを自分であることの証明ができないとまずい場合もあるようです。証明できる手段を確保するか、実名を使うことを推奨しています。

スクリーンショットの著作権

引用として使う場合は問題なしです。

スクリーンショット画像の内容に触れた文章があり、引用であることを明記し、引用先を明確に示すことで扱えます。画像の解像度などにも規定はありませんので、必要部分を切り取ったり、サムネイル表示しても大丈夫です。

ただし、サイト内で「スクリーンショットの著作権」に関する規定がある場合は、それに準じてください。

スクリーンショットで違反になるケース

引用であることや引用先を明記せず、自分のもののように扱う事は明らかに違反行為です。他にも、「スクリーンショット元の著作者がダメと言うもの」を載せたら違反です。

また、著作権法では「引用と認められないもの」は違反となっています。

例えばこのページでIllustratorのスクリーンショット画像を載せたとしましょう。これは違反行為になります。なぜならIllustratorに関する内容がどこにもなく、引用先もないからです。反対に著作権法に関するページのスクリーンショットを引用先付きで載せるのは大丈夫です。

画面の一部だけを切り取り、著作物に間違った印象を与える文章を記載したときは「不当な改変」と扱われ、権利の侵害になります。

ゲームのスクリーンショットはゲームサイト毎に対応が全く違うため、サイトの規約で確認してください。

映画やアニメ、漫画などのスクリーンショットを公開するのはかなり危険で、違反と見なされる可能性が非常に高いです。

人物が写りこんだ写真など肖像権が発生するものにも注意が必要です。また、最近はペットの写真もトラブルを起こしています。自分以外の何か写った写真や映像にもご注意ください。

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