Registered 2024.02.25 自己防衛:必須なIT知識とQ&A
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扱いたい情報を見つけたときは最初に利用規約を確認してください。
また「著作権(Copyright)とその表記方法」や「ネットデータ等の著作権」で著作物についても解説しているので、ご参照ください。
以下は「辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書(https://www.weblio.jp/)」の引用です。
出典とは、引用した語句の情報源である文献のことである。自著に引用した箇所があれば、出典を明記するのが一般的である。出典は、英語では source of reference(引用の情報源)と表現する。出典の同義語には「出所」が挙げられる。
引用(いんよう)とは、他の作品や発言から一部を取り出し、自身の作品や発言に組み込む行為を指す。
【参考】[名](スル)何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。
参照とは、情報を整理したり考えを深めたりするための手がかりとして、他の情報などに接し、元の情報と対比したり考え合わせたりすること。理解の手助けとして用意された情報源に目をやること。
【転載】[名](スル)既刊の印刷物の文章などを写し取って、そのまま他の刊行物に載せること。「無断で記事を—する」
Weblio辞書(https://www.weblio.jp/)より引用
「出典」は元ネタ文献のことです。論文などの最後に一覧で表記しているので知っている方も多いでしょう。
他者の著作物を使うときに「引用」と言います。原文を改変せず引用だと一目でわかるように表示する必要があります。
本やサイトなどの読む情報、動画などの見る情報、音楽などの音情報、他者の意見などあらゆる情報が「参考」ということです。
「参照」は他者の意見などは含まず「現存する文献などの物理資料が根拠」ということです。
転載は引用に似ていますが、他者の著作物の割合が多い時は「転載」になります。
上記の意味から事例を交え、使い分け方を解説します。
「出典」は根拠となった文献のことです。「ソース(出典)を出してください」と情報の出どころという意味合いでも使います。
学生レポートで間違いやすいのは「個人のブログやサイトを出典にする」ケースです。
一般的に出典として扱えるものとダメなものは、ざっくり分けると以下のとおりです。
「参照」は他者の意見などは含まず、現存する文献などの物理資料のことです。 それ以外は「参考」を使います。
使い分けが難しい時は「参考」を使っておけば間違いありません。
実は当サイトの名称が変更する以前に学生レポートに「出典」とされたことがあります。
当サイトはその形態上「出典」にはできません。気を付けましょう。
「引用」は他者の著作物を自身の記事などを補うものとして使った場合に使います。
例えば、上記辞書の検索結果は引用にあたります。
「転載」は他者の著作物がメインで、自身の記事などが補助的な時に使います。
このページの内容が上記の項目「出典・引用・参考・参照・転載の違い」だけなら転載です。
また、他者著作物をメインに扱った切り抜き動画、まとめサイトなどは転載にあたります。
元ネタ(出典・引用・参考・参照・転載元)を示す時に「Youtubeから転載」などと簡単に書いていると、著作権侵害になります。
必要最低限の情報は以下のとおりです。
著作者名及び著作権者名が不明な時は、記事タイトルとサイト名とページのURLでも大丈夫です。
現在閲覧中のページを参考とするなら「出典・引用・参考・参照・転載元の違いや扱い方-biboma(https://biboma.com/defense/def2024022502.html)」です。bibomaはサイト名であり、作成及び運営者名でもあります。
また、この例の場合、サイトのURL(https://biboma.com/)は根拠として不適切なので注意してください。
必要最低限の情報は以下のとおりです。
サービス名は閲覧者が参照するときにどのサービスかわかりやすくするためのものです。URLを見ればわかる場合は無くても問題ありません。
例えば私が趣味で撮影している写真をInstagramに投稿していますが、それを扱う時は「ミモザ-biboma_camera-https://www.instagram.com/p/CxU9xc7SBED/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==(Instagram)」となります。
長すぎるのでURLはリンクにしたほうがいいでしょう。
なお、Instagramをキャプションを含めてサイトに埋め込むと以下のようになります。
必要最低限の情報は以下のとおりです。
その他に「出版年月日」や「ISBNコード」があれば尚良しです。
基本的に上記の表記を行いつつ、ページタイトルや記事タイトル部分をリンク設定すれば別途URLを記述する必要はありません。
出典・転載元の内容が変わる可能性があります。
作成又は更新年月日を表示しているなら、現時点の日付も記載することをおすすめします。
元ネタのアドレスが変わってリンク切れが発生し、中身がスカスカ転載記事満載のブログやサイトを一時期頻繁に見ました。
Instagramのリンク切れが多くて画像が表示できず内容が意味不明なのに、広告だけしっかり表示している。または、外部サイトの紹介ページの多くがリンク切れで情報収集不可。
最近は検索エンジンのプログラムが変更され、見かけなくなりました。つまり、管理されていないサイトは淘汰されます。
自身の運営サイトが検索エンジンで検索できない場合、リンク切れが頻発していないかチェック推奨です。
また、元ネタ製作者が指定しない方法で根拠の表示を行うと著作権侵害になることもあります。
根拠を示さなかったため裁判沙汰からコンテンツが消滅してアクセスできない、または路線変更しすぎて閲覧をやめたサイトあります。
他者の著作物を扱う時は、最新の注意を払いましょう。
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